Net Assets With Donor Restrictions(ドナー制限付き純資産)
意味
ドナー制限付き純資産
カイロウ式ヒント
使途・時期の制限あり。制限解除で振替
Net Assets With Donor Restrictions の試験対策解説
Net Assets With Donor Restrictionsは、寄付者が使途・時期・目的のいずれかについて制限を課した寄付から生じる純資産の区分です。制限には特定のプログラムへの使用を求めるPurpose Restrictionや、一定期間の保有を求めるTime Restriction、元本の永久保持を求めるPermanent Restriction(基本財産)が含まれます。制限が解除された場合は、Net Assets Released from Restrictionsとして活動計算書上で振替が行われ、Without Donor Restrictions側に収益として計上されます。この振替処理はNFP特有の仕訳であり、営利企業会計には存在しない論点です。
試験での問われ方・ひっかけポイント
制限の解除タイミングを問う問題が頻出です。時間の経過、目的の達成、あるいは両方が満たされて初めて制限解除の仕訳が発生する点を、単純な受領時点の認識と混同しないようにしましょう。
英語例文
Net assets with donor restrictions are released when the restriction is satisfied.
ドナー制限付き純資産は、制限が充足された時点で解除されます。
Net Assets With Donor Restrictions に関するよくある質問
制限が解除されるとどのような仕訳が必要ですか?
Net Assets Released from Restrictionsとして、With Donor Restrictionsを減額しWithout Donor Restrictionsを増額する振替を行います。この振替は活動計算書上で両区分に対応する形で表示されます。
永久に制限が解除されない場合もありますか?
あります。ドナーが元本の永久保持を求めるPermanent Restriction(基本財産)の場合、元本部分の制限は解除されず、運用益のみが使用可能な純資産として区分されます。
所属章: Ch.20 非営利組織会計
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