Implicit Rate(暗黙の利率)
意味
暗黙の利率
カイロウ式ヒント
リース等で支払額とFVから逆算される利率
Implicit Rate の試験対策解説
暗黙の利率(Implicit Rate)とは、契約上明示されていないものの、支払額と資産の公正価値との関係から逆算して求められる利率のことで、主にリース会計の文脈で登場します。貸手の計算利子率(rate implicit in the lease)は、リース料総額および残存価値の現在価値の合計が、リース資産の公正価値と当初直接コストの合計に等しくなるように設定される利率であり、貸手はこの利率を用いてリース料を設定しています。借手がこの利率を容易に把握できる場合はこれをリース負債の測定に用いますが、把握が困難な場合には借手自身の追加借入利率を代わりに用いるというルールがあり、この使い分けが試験でも問われます。
試験での問われ方・ひっかけポイント
リースの計算問題では、貸手の計算利子率(暗黙の利率)が容易に算定可能かどうかで、借手が使用すべき割引率が変わる点が問われます。借手が把握できない場合に自動的に追加借入利率を使うという判断基準を押さえておきましょう。
英語例文
The implicit rate in a lease equates the present value of lease payments to the fair value of the asset.
リースにおける暗黙の利率は、リース料の現在価値と資産の公正価値を等しくする利率です。
Implicit Rate に関するよくある質問
暗黙の利率はどうやって求めますか?
リース料総額と残存価値保証などの現在価値の合計が、リース資産の公正価値と貸手の当初直接コストの合計に等しくなるように、逆算して求められる利率です。方程式を解く形で算定されます。
借手が暗黙の利率を使えない場合はどうしますか?
借手が貸手の計算利子率を容易に算定できない場合は、代わりに借手自身の追加借入利率(incremental borrowing rate)を割引率として用いてリース負債を測定します。
所属章: Ch.7 貨幣の時間価値
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