Hedging(ヘッジ)
意味
ヘッジ
カイロウ式ヒント
リスクを相殺する取引。Fair Value / Cash Flow / Net Investment
Hedging の試験対策解説
保有する資産・負債や予定取引が抱える価格変動リスク・為替リスク・金利リスクなどを、デリバティブ等を用いて相殺する取引および会計処理を指します。米国会計基準では公正価値ヘッジ(fair value hedge)、キャッシュ・フロー・ヘッジ(cash flow hedge)、在外子会社に対する純投資のヘッジ(net investment hedge)の3類型に分類され、それぞれで損益の認識タイミングが異なります。公正価値ヘッジは対象項目とヘッジ手段の評価差額を両方とも純利益に計上するのに対し、キャッシュ・フロー・ヘッジは有効部分をその他の包括利益(OCI)に計上し、対象取引の実現時に純利益へ振り替えます。
試験での問われ方・ひっかけポイント
公正価値ヘッジとキャッシュ・フロー・ヘッジで評価差額の計上先(純利益 vs OCI)が異なる点が最頻出です。ヘッジの有効性(effectiveness)判定の要件も併せて問われます。
英語例文
Hedging activities are designed to offset the risk of changes in fair value or cash flows.
ヘッジ活動は、公正価値またはキャッシュ・フローの変動リスクを相殺することを目的としています。
Hedging に関するよくある質問
公正価値ヘッジとキャッシュ・フロー・ヘッジの違いは?
公正価値ヘッジは既存の資産・負債の公正価値変動リスクを対象とし評価差額を純利益に計上します。キャッシュ・フロー・ヘッジは将来キャッシュ・フローの変動リスクを対象とし、有効部分をOCIに計上します。
ヘッジ会計を適用しない場合はどうなりますか?
デリバティブの公正価値変動をそのまま純利益に計上するだけになります。対象項目との評価差額の相殺が図れないため、損益のボラティリティが大きくなります。
所属章: Ch.18 その他のトピック
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