FIFO(先入先出法)
意味
先入先出法
カイロウ式ヒント
最も古い在庫から先に売却と仮定
FIFO の試験対策解説
FIFO(先入先出法)は、最も古く仕入れた棚卸資産から順に販売されると仮定して売上原価と期末在庫を計算する評価方法です。物価が上昇する局面では、古い(安い)原価が先に売上原価に計上されるため、期末在庫は直近の(高い)仕入原価に近い金額で残り、結果として売上総利益と期末在庫評価額が相対的に大きくなる傾向があります。実際の物の流れ(物流)とFIFOの仮定は必ずしも一致させる必要はなく、あくまで原価配分の仮定である点も理解しておく必要があります。IFRSでも認められている評価方法で、国際比較可能性の観点からも重要です。
試験での問われ方・ひっかけポイント
インフレ局面でFIFOはCOGSを過小評価し純利益を押し上げる一方、期末在庫は現在価値に近づく点をLIFOと対比して整理します。永続棚卸法と定期棚卸法のどちらを採用してもFIFOの結果は変わらない点も出題されます。
英語例文
Under FIFO, the cost of goods sold reflects the oldest inventory costs.
FIFOのもとでは、売上原価は最も古い在庫原価を反映します。
FIFO に関するよくある質問
FIFOとLIFOで純利益はどう変わりますか?
インフレ局面では、FIFOは古く安い原価をCOGSに計上するため純利益が相対的に大きくなります。逆にLIFOは新しく高い原価をCOGSに計上するため、同じ条件下では純利益が小さくなります。
永続棚卸法と定期棚卸法でFIFOの計算結果は変わりますか?
変わりません。FIFOは古い原価から順に払い出す仮定であるため、期中いつ払い出しても最終的な期末在庫とCOGSの金額は永続法・定期法のどちらでも一致します。
所属章: Ch.3 流動資産(現金・売掛金・棚卸資産)
関連語(Ch.3 流動資産(現金・売掛金・棚卸資産))
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