Factoring(ファクタリング(売掛金の売却))
意味
ファクタリング(売掛金の売却)
カイロウ式ヒント
売掛金を第三者に売却して資金化
Factoring の試験対策解説
ファクタリング(Factoring)は、企業が保有する売掛金を第三者であるファクター(factor)に売却し、早期に資金化する取引です。without recourse(買戻し義務なし)の条件で売却した場合、貸倒リスクを含む売掛金の所有に伴うリスクと便益がファクターに移転するため、企業側は売掛金を貸借対照表から除去(derecognize)し、売却損益を認識します。一方with recourse(買戻し義務あり)の条件では、貸倒リスクが実質的に売却企業に残るため、取引の実態に応じて売却処理と借入処理(secured borrowing)のいずれかを選択します。担保差入(pledging)が所有権を保持したまま借入れる点とは対照的です。
試験での問われ方・ひっかけポイント
without recourseかwith recourseかでリスクと便益の移転有無が変わり、売却処理か借入処理かの判定が分かれる点が最頻出です。pledgingとの違い(所有権の移転有無)も混同しやすいポイントです。
英語例文
Factoring without recourse transfers the risk of uncollectibility to the factor.
リコース権のないファクタリングでは、回収不能リスクがファクターに移転します。
Factoring に関するよくある質問
ファクタリングとpledgingの違いは?
ファクタリングは売掛金の所有権自体を第三者に売却する取引であるのに対し、pledgingは所有権を保持したまま売掛金を担保として借入れを行う点で異なります。会計処理も売却か負債かで大きく異なります。
with recourseのファクタリングは常に借入として処理されますか?
必ずしもそうとは限りません。リスクと便益の実質的な移転度合いを判断基準とし、支配の喪失要件を満たせば売却処理、満たさなければ担保付借入(secured borrowing)として処理します。
所属章: Ch.3 流動資産(現金・売掛金・棚卸資産)
関連語(Ch.3 流動資産(現金・売掛金・棚卸資産))
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