Tolerable Misstatement(許容虚偽表示額)
意味
許容虚偽表示額
カイロウ式ヒント
Performance Materialityと連動。金額↓→サンプル数↑。許容率が低いほど厳格
Tolerable Misstatement の試験対策解説
許容虚偽表示額とは、変数サンプリングを用いた実証手続において、監査人がある勘定残高について許容できる虚偽表示額の上限として設定する金額をいい、通常は実績重要性(Performance Materiality)と連動して決定されます。許容虚偽表示額を低く設定するということは、その勘定残高についてより厳格な精度で検証したいということを意味し、その結果として要求されるサンプルサイズは大きくなります。逆に許容虚偽表示額を高めに設定できる場合は、必要なサンプルサイズを抑えることができます。監査人はこの金額を基準にサンプルサイズを計算し、実証手続の範囲を決定します。
試験での問われ方・ひっかけポイント
許容虚偽表示額が低いほどサンプルサイズは大きくなるという反比例の関係が頻出です。実績重要性と連動して設定される点、属性サンプリングの許容逸脱率との役割の対応関係も整理しておきましょう。
英語例文
A lower tolerable misstatement amount results in a larger required sample size for substantive testing.
許容虚偽表示額を低く設定すると、実証手続で必要なサンプルサイズは大きくなります。
Tolerable Misstatement に関するよくある質問
許容虚偽表示額はどのように設定しますか?
通常は実績重要性(Performance Materiality)と連動させて設定します。監査人はその勘定残高にどの程度の精度を求めるかを踏まえて、許容できる虚偽表示額の上限を決定します。
許容虚偽表示額と属性サンプリングの許容逸脱率は対応しますか?
対応する概念といえます。どちらも監査人が許容できる誤りの上限を示す基準であり、実証手続では金額(許容虚偽表示額)、統制テストでは逸脱率(許容逸脱率)という形で表現されます。
所属章: Ch.18 監査サンプリング
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