Sampling Risk(サンプリングリスク)
意味
サンプリングリスク
カイロウ式ヒント
サンプルから導いた結論が母集団と異なるリスク
Sampling Risk の試験対策解説
サンプリングリスクとは、母集団の一部だけを抽出して監査手続を実施した結果、監査人が到達する結論が、母集団全体を検証した場合に得られたはずの結論と異なってしまう可能性のことをいいます。監査は限られた時間と予算の中で実施されるため、通常は母集団の全項目を検証することはできず、必然的にサンプリングリスクを負うことになります。このリスクはサンプルサイズを大きくすることで低減できますが、ゼロにすることはできません。統制テストでは統制リスク過小評価・過大評価、実証手続では誤った受入・誤った棄却という形でサンプリングリスクが具体化される点を押さえておきましょう。非サンプリングリスクとの違いも整理しておく必要があります。
試験での問われ方・ひっかけポイント
サンプリングリスクはサンプルと母集団の代表性に起因するリスクであり、サンプルサイズを増やせば低減できる点が非サンプリングリスクとの決定的な違いです。ゼロにできるという誤った選択肢に注意しましょう。
英語例文
Sampling risk is the risk that the auditor's conclusion based on a sample differs from the population.
サンプリングリスクとは、サンプルに基づく監査人の結論が母集団と異なってしまうリスクです。
Sampling Risk に関するよくある質問
サンプリングリスクはゼロにできますか?
できません。サンプルサイズを増やせばサンプリングリスクは低減できますが、母集団の一部しか検証しない以上、リスクを完全に排除することはできません。全数検証をしない限り必ず残るリスクです。
サンプリングリスクと非サンプリングリスクの違いは?
サンプリングリスクは抽出方法自体に起因し、サンプルサイズの拡大で低減できます。一方、非サンプリングリスクは監査人の判断ミスや手続の誤適用に起因し、サンプルサイズを増やしても解消しません。
所属章: Ch.18 監査サンプリング
関連語(Ch.18 監査サンプリング)
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