Risk of Incorrect Acceptance(誤った受入リスク)
意味
誤った受入リスク
カイロウ式ヒント
有効性を損なうリスク
Risk of Incorrect Acceptance の試験対策解説
誤った受入リスクとは、実証手続におけるサンプルの結果から、実際には重要な虚偽表示が存在する勘定残高を「適正に表示されている」と誤って結論づけてしまうリスクをいいます。このリスクを犯すと、監査人は実際には誤りを含む財務諸表に対して適正意見を表明してしまう危険性があるため、統制テストにおける統制リスク過小評価リスクと同様に、監査の有効性を直接損なう重大なリスクとして位置づけられます。監査人はこのリスクを許容できる低い水準に抑えるため、サンプルサイズの設計に際して特に慎重な配慮を行う必要があります。
試験での問われ方・ひっかけポイント
誤った受入リスクは監査の有効性に関わる最も重大なリスクの一つです。効率性に関わる誤った棄却リスクと対比しつつ、実証手続の文脈で問われる点を押さえましょう。
英語例文
The risk of incorrect acceptance is the risk of concluding a balance is fairly stated when it is not.
誤った受入リスクとは、実際には適正でない残高を適正であると結論づけてしまうリスクです。
Risk of Incorrect Acceptance に関するよくある質問
誤った受入リスクはなぜ重大とされるのですか?
実際には重要な虚偽表示が存在する財務諸表に対して、誤って適正意見を表明してしまう可能性を高めるためです。監査の有効性に直結する、実証手続における最も重大なリスクとされています。
誤った受入リスクを低く抑えるにはどうしますか?
サンプルサイズを大きくすることでこのリスクを低減できます。監査人は許容できる誤った受入リスクの水準をあらかじめ設定し、それに応じたサンプルサイズを計算します。
所属章: Ch.18 監査サンプリング
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