Projected Misstatement(投影誤謬)
意味
投影誤謬
カイロウ式ヒント
サンプルの誤謬を母集団に外挿した推定額
Projected Misstatement の試験対策解説
投影誤謬とは、変数サンプリングにおいてサンプルの中から実際に検出された虚偽表示額を、そのサンプルが代表する母集団全体の規模に応じて外挿し、母集団全体に存在すると推定される虚偽表示額を算出したものをいいます。監査人はこの投影誤謬を、直接には検証していない項目も含めた未修正虚偽表示の推定値として扱い、他の勘定科目で検出された虚偽表示と合算した上で、実績重要性や全体重要性と比較して財務諸表全体としての適正性を判断します。サンプルで発見した誤謬をそのまま母集団の誤謬とみなさない点が重要です。
試験での問われ方・ひっかけポイント
投影誤謬はサンプルの誤謬をそのまま使うのではなく、母集団全体の規模に応じて外挿計算する点がポイントです。重要性との比較で財務諸表全体の適正性を判断する際に使われます。
英語例文
The auditor extrapolates sample errors to calculate the projected misstatement for the population.
監査人はサンプルの誤謬を外挿して、母集団に対する投影誤謬を計算します。
Projected Misstatement に関するよくある質問
投影誤謬はなぜサンプルの誤謬額そのままではないのですか?
サンプルは母集団のごく一部に過ぎないため、検出された誤謬をサンプルの割合に応じて母集団全体の規模まで外挿することで、初めて母集団全体としての推定虚偽表示額が得られるからです。
投影誤謬はどのように使われますか?
他の手続で検出した虚偽表示と合算し、未修正虚偽表示の合計額として実績重要性や全体重要性と比較することで、財務諸表全体が適正に表示されているかを判断する材料になります。
所属章: Ch.18 監査サンプリング
関連語(Ch.18 監査サンプリング)
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