Probability-Proportional-to-Size (PPS)(金額比例サンプリング)
意味
金額比例サンプリング
カイロウ式ヒント
大きな金額が選ばれやすい。過大計上の発見に有効
Probability-Proportional-to-Size (PPS) の試験対策解説
金額比例サンプリング(Probability-Proportional-to-Size, PPS)とは、記録された金額が大きい項目ほどサンプルとして選ばれる確率が高くなるように設計された統計的サンプリング手法をいいます。実質的には個々の取引や勘定項目ではなく、金額そのもの(1ドル単位)を母集団とみなして抽出を行うイメージです。高額項目を優先的に検証できるため、少ないサンプルサイズで過大計上(overstatement)の虚偽表示を効率的に発見できる点が最大の利点です。一方で、残高がゼロまたはマイナスの項目を扱いにくく、過小計上の発見には不向きであるという限界も理解しておく必要があります。
試験での問われ方・ひっかけポイント
PPSサンプリングは過大計上の発見に強く、過小計上やゼロ残高の項目には不向きという弱点が頻出です。層化サンプリングとの違い(分割せず金額比例で確率を変える点)も問われます。
英語例文
PPS sampling is most effective for detecting overstatement of account balances.
PPSサンプリングは、勘定残高の過大計上を発見するために最も効果的です。
Probability-Proportional-to-Size (PPS) に関するよくある質問
PPSサンプリングはなぜ過大計上の発見に有効なのですか?
金額の大きい項目ほど選ばれる確率が高くなるように設計されているため、金額が大きく水増しされた虚偽表示ほどサンプルに含まれやすくなり、効率的に発見できるためです。
PPSサンプリングの弱点は何ですか?
残高がゼロまたはマイナスの項目は選ばれる確率が事実上ゼロになるため扱いにくく、資産の過小計上や負債の計上漏れといった虚偽表示の発見には不向きとされています。
所属章: Ch.18 監査サンプリング
関連語(Ch.18 監査サンプリング)
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