Division of Responsibility(責任の分担)
意味
責任の分担
カイロウ式ヒント
他の監査人の作業に言及。SASでは言及可、PCAOBでは原則不可
Division of Responsibility の試験対策解説
グループ監査において、グループ業務担当パートナーが構成要素監査人の実施した監査作業について、その責任の一部を明示的に構成要素監査人に分担させる方式を指します。この方式を採用する場合、監査報告書に構成要素監査人が監査した収益・資産等の割合を記載し、当該部分についての責任は構成要素監査人にあることを明示します。SAS(非上場企業等に適用される監査基準)では要件を満たせば認められますが、PCAOB基準(上場企業に適用される基準)では原則として認められず、グループ業務担当パートナーが全体の責任を負う方式のみが採用される点が大きな相違点です。
試験での問われ方・ひっかけポイント
SASでは責任の分担への言及が認められる一方、PCAOB基準では原則不可という基準間の相違が頻出です。言及する場合は監査報告書に構成要素の割合を記載する点も覚えておく必要があります。
英語例文
The group auditor may make reference to the division of responsibility with the component auditor.
グループ監査人は、構成要素の監査人との責任の分担に言及することができます。
Division of Responsibility に関するよくある質問
Division of Responsibilityに言及すると監査報告書はどう変わりますか?
構成要素監査人が監査した収益や資産の割合を記載し、その部分についての責任は構成要素監査人にあることを明示する追加の文言が加えられます。
上場企業の監査でDivision of Responsibilityは使えますか?
原則として使えません。PCAOB基準ではグループ業務担当パートナーが構成要素の作業も含めて全体の責任を負う方式が求められ、責任の分担への言及は認められていません。
所属章: Ch.4 監査報告書 Part 2
関連語(Ch.4 監査報告書 Part 2)
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