Critical Audit Matters (CAM)(重要な監査事項)
意味
重要な監査事項
カイロウ式ヒント
PCAOB基準で記載必須。Issuerのみ
Critical Audit Matters (CAM) の試験対策解説
PCAOB基準に基づき、監査委員会に伝達された事項のうち、財務諸表全体にとって重要な勘定科目や開示に関連し、かつ監査人が特に困難で主観的、または複雑な判断を要した事項のことです(Critical Audit Matters)。上場企業(Issuer)の監査報告書にのみ記載が求められ、非上場企業を対象とするGAAS準拠の監査報告書には登場しません。会計上の見積りの合理性の検討など、監査人の判断が特に重く関わったプロセスを説明することで、財務諸表利用者に監査の実質的な内容を伝える狙いがあります。似た概念であるKey Audit Matters(KAM)はISA基準における相当語であり、両者の適用範囲の違い(PCAOBかISAか)が試験で問われます。
試験での問われ方・ひっかけポイント
CAMはIssuer(上場企業)の監査報告書のみに登場し、Nonissuerの監査報告書やGAAS基準では要求されません。ISA基準のKAMと名称・基準・対象がそれぞれ異なる点を混同しないようにしましょう。
英語例文
Critical audit matters are matters communicated to the audit committee that involved especially challenging judgments.
重要な監査事項とは、監査委員会に伝達された事項のうち、特に困難な判断を要した事項を指します。
Critical Audit Matters (CAM) に関するよくある質問
CAMとKAMの違いは何ですか?
CAMはPCAOB基準に基づき上場企業の監査報告書に記載される事項、KAMはISA基準で上場企業などの監査報告書に記載される類似の概念です。適用される基準体系が異なります。
全ての監査報告書にCAMは記載されますか?
いいえ。CAMはIssuer(上場企業)を対象とするPCAOB基準の監査報告書にのみ要求され、Nonissuerを対象とするGAAS準拠の監査報告書には記載されません。
所属章: Ch.3 監査報告書 Part 1
関連語(Ch.3 監査報告書 Part 1)
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