Expenditure(支出)
意味
支出
カイロウ式ヒント
政府型基金の費用概念。Expenseとは異なる
Expenditure の試験対策解説
支出(Expenditure)は、政府型基金における費用概念で、当期の財務資源の減少をもたらす取引全般(人件費、物品購入、資本的支出、債務の元利返済など)を指します。営利企業会計の費用(Expense)が経済的便益の消費に着目するのに対し、支出は財務資源の流出そのものに着目する点が異なり、たとえば固定資産の取得は費用ではなく全額が支出として計上され、減価償却という概念は政府型基金の会計処理には存在しません。同様に、長期負債の元本返済も企業会計では負債の減少にすぎませんが、政府型基金では支出として認識されます。この費用と支出の概念の違いは修正発生主義を理解する上での核心です。
試験での問われ方・ひっかけポイント
固定資産の取得や長期負債の元本返済が、企業会計では費用にならないのに政府型基金では支出として全額計上される、という処理の違いが頻出です。「支出=財務資源の流出」という視点を軸に判定しましょう。
英語例文
Expenditures in governmental funds represent the use of current financial resources.
政府型基金における支出は、当期の財務資源の使用を表します。
Expenditure に関するよくある質問
支出(Expenditure)と費用(Expense)はどう違いますか?
支出は当期の財務資源の流出そのものに着目する政府会計特有の概念で、固定資産の取得や負債の元本返済も全額計上されます。費用は経済的便益の消費に着目する企業会計の概念で、減価償却等を通じて期間配分されます。
固定資産を購入した場合、政府型基金ではどう処理されますか?
政府型基金では取得原価の全額が資本的支出として当期の支出に計上され、減価償却という考え方は用いられません。固定資産としての計上・減価償却は政府全体財務諸表側で行われます。
所属章: Ch.21 政府会計
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