Fund Balance(基金残高)
意味
基金残高
カイロウ式ヒント
政府型基金の純資産に相当。5分類
Fund Balance の試験対策解説
基金残高(Fund Balance)は、政府型基金の貸借対照表における資産と負債の差額であり、営利企業における純資産(Net Assets)に相当する概念です。GASB基準のもとでは、資金の使途に対する制約の強さに応じて、非支出可能(Nonspendable)・制約(Restricted)・コミット(Committed)・割当(Assigned)・非割当(Unassigned)の5分類に区分して表示することが求められます。制約が最も強いのは外部の法律や契約による制約(Restricted)で、最も弱いのは政府自身が内部的な意思決定で使途を定めた割当(Assigned)です。この分類は資金の流動性ではなく、使途に対する制約の強弱によって整理される点が理解の鍵となります。
試験での問われ方・ひっかけポイント
5分類(非支出可能・制約・コミット・割当・非割当)の順序と、それぞれを設定する主体(外部の法律/議会の議決/政府の意思決定機関)の違いが頻出です。特にコミットと割当の区分権限の違いを混同しないよう注意しましょう。
英語例文
Fund balance is classified as nonspendable, restricted, committed, assigned, or unassigned.
基金残高は、非支出可能、制約、コミット、割当、非割当のいずれかに分類されます。
Fund Balance に関するよくある質問
コミットと割当(Assigned)の違いは何ですか?
コミットは政府の最高意思決定機関(議会等)の正式な議決によって設定される制約で、その解除にも同等の手続きが必要です。割当はより下位の権限(経営陣等)による使途の意図表明であり、制約の強さが異なります。
非支出可能(Nonspendable)とはどのような資源ですか?
棚卸資産や前払費用のように、そもそも現金化・支出化できない形態にある資源、または恒久基金の元本のように契約上使い切れない資源を指します。制約の強弱ではなく、資源の性質による分類です。
所属章: Ch.21 政府会計
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