Current Ratio(流動比率)
意味
流動比率
カイロウ式ヒント
Current Assets ÷ Current Liabilities
Current Ratio の試験対策解説
流動比率(Current Ratio)は、流動資産を流動負債で割って算出する、企業の短期的な支払能力を測る最も基本的な指標です。1.0を上回れば流動負債を上回る流動資産を保有していることになり、一般的には安全性が高いと解釈されます。ただし棚卸資産のように換金性の低い資産も分子に含まれるため、流動性そのものを厳密には反映しない点に注意が必要です。財務諸表分析の章では、この比率を出発点として、より厳格な当座比率(Quick Ratio)との対比で流動性の質を評価する問題が頻出します。単独の数値だけでなく、業種特性や前期からの変化と合わせて判断する視点が問われます。
試験での問われ方・ひっかけポイント
分子・分母の構成要素(流動資産・流動負債)を取り違えるひっかけが定番です。棚卸資産の評価方法変更や前受金の扱いが比率に与える影響を問う計算問題にも注意しましょう。
英語例文
A current ratio above 1.0 indicates the entity has sufficient current assets to cover current liabilities.
流動比率が1.0を上回っている場合、その企業は流動負債を賄うのに十分な流動資産を保有していることを示しています。
Current Ratio に関するよくある質問
流動比率は高ければ高いほど良いのですか?
必ずしもそうではありません。過度に高い場合、現金や在庫が非効率に滞留している可能性があり、資産の有効活用という観点からは望ましくないと評価されることもあります。
当座比率との違いは試験でどう問われますか?
流動比率は棚卸資産・前払費用を含みますが、当座比率はそれらを除外します。同じ財務データから両方の比率を計算させ、換金性の違いを理解しているか確認する問題が典型です。
所属章: Ch.19 財務諸表分析
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