Comparability(比較可能性)
意味
比較可能性
カイロウ式ヒント
異なる企業・期間で比較できること
Comparability の試験対策解説
比較可能性とは、財務諸表利用者が異なる企業間、あるいは同一企業の異なる期間の財務情報を比較し、類似点や相違点を識別できる質的特性を指します。比較可能性を確保するためには、企業が会計方針を一貫して適用すること(首尾一貫性)が前提となりますが、比較可能性はより広く、企業間の比較にも及ぶ概念である点で首尾一貫性とは範囲が異なります。GAAPとIFRSの間で会計処理が異なる場合、国際的な比較可能性が損なわれるため、両基準の収斂(コンバージェンス)に向けた取り組みが続けられてきました。財務諸表の注記には、比較可能性を確保するために採用した会計方針の開示が求められます。
試験での問われ方・ひっかけポイント
比較可能性(企業間比較を含む広い概念)と首尾一貫性(同一企業内での期間比較に限定された概念)の範囲の違いが頻出です。「比較可能性を高めるために一貫した方法を用いる」という因果関係で整理しましょう。
英語例文
Comparability enables users to identify similarities and differences between entities.
比較可能性により、利用者は企業間の類似点や相違点を識別できます。
Comparability に関するよくある質問
比較可能性と首尾一貫性の違いは何ですか?
比較可能性は企業間・期間間を問わず情報を比較できる広い概念であるのに対し、首尾一貫性は同一企業が同じ会計方法を期間を通じて適用することに焦点を当てた、より狭い概念です。
比較可能性を高めるために企業は何をすべきですか?
会計方針を首尾一貫して適用し、変更があった場合はその内容と影響を注記で開示する必要があります。業界内で一般的な会計処理を採用することも比較可能性の向上に寄与します。
所属章: Ch.1 財務会計の基礎概念
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