Cash Basis(現金主義)
意味
現金主義
カイロウ式ヒント
現金を受け取った/支払った時に認識。GAAPではない
Cash Basis の試験対策解説
現金主義とは、現金を実際に受け取った時、または支払った時にのみ収益や費用を認識する会計処理の方法で、GAAPでは正式な財務報告の基礎として認められていません。小規模事業者が税務申告等で簡便的に用いることはありますが、上場企業を含む一般目的の財務諸表作成には発生主義への修正(変換)が必要です。現金主義のもとでは、掛取引や未払費用といった発生主義特有の勘定科目が存在しないため、財務諸表は現金の動きのみを反映した単純な形になります。FAR科目では現金主義の財務諸表を発生主義に変換する計算問題が出題されることがあり、両者の差額調整の理解が求められます。
試験での問われ方・ひっかけポイント
現金主義から発生主義への変換問題では、期首・期末の売掛金や未払費用の増減を加減算する処理が問われます。単に「現金主義はGAAPでない」と覚えるだけでなく、変換の計算手順も押さえておきましょう。
英語例文
Under the cash basis, revenue is recorded only when cash is collected.
現金主義のもとでは、収益は現金が回収された時点でのみ記録されます。
Cash Basis に関するよくある質問
現金主義の財務諸表はGAAP準拠として認められますか?
認められません。GAAPは発生主義を要求しているため、現金主義で作成された財務諸表は一般目的の財務報告としては不適合とされ、発生主義への修正が必要です。
現金主義から発生主義へはどのように変換しますか?
売掛金や未払費用など発生主義特有の項目の期首・期末残高の増減額を、現金主義の収益・費用に加減算することで発生主義ベースの金額へ変換します。
所属章: Ch.1 財務会計の基礎概念
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