Phillips Curve(フィリップス曲線)
意味
フィリップス曲線
カイロウ式ヒント
インフレ率と失業率の短期的トレードオフ
Phillips Curve の試験対策解説
フィリップス曲線とは、インフレ率と失業率との間に短期的に観察される負の相関関係(トレードオフ)を示した曲線です。総需要が拡大して失業率が低下する局面では、労働市場の逼迫を背景に賃金・物価が上昇しやすくインフレ率が高まる一方、総需要が縮小して失業率が上昇する局面ではインフレ率が低下する傾向があるという関係を表します。この関係はあくまで短期的なものであり、長期的には自然失業率の水準に収束し、インフレ率と失業率のトレードオフは成立しなくなる(長期フィリップス曲線は垂直になる)とされる点が、短期と長期を区別する上での重要な論点です。
試験での問われ方・ひっかけポイント
フィリップス曲線が示すトレードオフは『短期』に限定される点が頻出です。長期的には自然失業率に収束し垂直になるため、短期と長期の性質の違いを混同しないよう注意が必要です。
英語例文
The Phillips Curve illustrates the short-run inverse relationship between inflation and unemployment.
フィリップス曲線は、インフレ率と失業率との間の短期的な逆相関の関係を示しています。
Phillips Curve に関するよくある質問
フィリップス曲線はなぜ短期的な関係とされるのですか?
長期的には経済が自然失業率の水準に収束するため、インフレ率と失業率のトレードオフは成立しなくなり、長期のフィリップス曲線は垂直になるとされているためです。
スタグフレーションはフィリップス曲線とどう関係しますか?
スタグフレーションは景気停滞(高失業率)と高インフレが同時に発生する現象で、フィリップス曲線が示す通常のトレードオフでは説明できない例外的な状況とされます。
所属章: Ch.23 マクロ経済学
関連語(Ch.23 マクロ経済学)
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