Appreciation(通貨高)
意味
通貨高
カイロウ式ヒント
自国通貨の価値上昇
Appreciation の試験対策解説
通貨高(アプリシエーション)とは、変動相場制のもとで、ある国の通貨の他通貨に対する価値が市場で上昇する現象を指します。自国通貨の価値が上がると、同じ金額でより多くの外国通貨を購入できるようになるため、海外からの輸入品を割安に購入できる一方、自国が輸出する財・サービスは海外の消費者にとって割高になり、輸出競争力の低下につながります。政府が政策的に通貨価値を切り上げる固定相場制下の措置(レバリュエーション)とは異なり、市場の需給変化によって生じる点が定義上のポイントです。対義語である通貨安(デプリシエーション)との対比が頻出です。
試験での問われ方・ひっかけポイント
通貨高が『輸入に有利・輸出に不利』に働くという因果関係の向きを取り違える誤答が典型的です。自国通貨高では海外製品が割安になり、自国製品は海外で割高になる点を整理して覚えましょう。
英語例文
Appreciation of the domestic currency makes imports cheaper and exports more expensive.
自国通貨の増価は、輸入品を安くし、輸出品を高くします。
Appreciation に関するよくある質問
通貨高になると輸出企業にはどのような影響がありますか?
自国製品が海外の消費者にとって割高になるため、価格競争力が低下し、輸出数量が減少する傾向があります。輸出企業の収益にはマイナスに働きやすい局面です。
通貨高(アプリシエーション)と切り上げ(レバリュエーション)はどう違いますか?
通貨高は変動相場制のもとで市場の需給によって通貨価値が上昇する現象、切り上げは固定相場制のもとで政府が公式に通貨価値を引き上げる政策的な措置です。
所属章: Ch.23 マクロ経済学
関連語(Ch.23 マクロ経済学)
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