Adjusting Entry(修正仕訳)
意味
修正仕訳
カイロウ式ヒント
監査で発見した誤りを修正する仕訳
Adjusting Entry の試験対策解説
修正仕訳(Adjusting Entry)とは、監査の過程で発見された財務諸表上の誤りを訂正するために、監査人が経営者に提案する仕訳のことです。監査人自身が会社の帳簿に直接仕訳を入力するわけではなく、あくまで提案という位置づけであり、実際に仕訳を計上するかどうかの最終判断は経営者に委ねられます。経営者が修正を拒否した場合、監査人はその金額的・質的な重要性を評価し、未修正の虚偽表示として累積したうえで、財務諸表全体への影響を検討し、必要であれば意見表明への影響を判断します。監査調書には提案した修正仕訳とその根拠を記録しておくことが求められます。
試験での問われ方・ひっかけポイント
修正仕訳はあくまで監査人からの「提案」であり、経営者が計上を拒否した場合は未修正の虚偽表示として重要性の評価対象になる、という流れが問われやすいポイントです。
英語例文
The auditor proposed an adjusting entry to correct the overstatement of accounts receivable.
監査人は、売掛金の過大計上を修正するための修正仕訳を提案しました。
Adjusting Entry に関するよくある質問
修正仕訳は監査人が直接帳簿に記帳するのですか?
いいえ、監査人はあくまで修正仕訳を経営者に提案する立場であり、実際に帳簿へ計上するかどうかは経営者の判断に委ねられます。監査人が勝手に記帳することはありません。
経営者が修正仕訳の計上を拒否したらどうなりますか?
その金額は未修正の虚偽表示として累積され、他の未修正項目と合算した上で重要性の基準と比較し、財務諸表全体や監査意見への影響を監査人が改めて評価します。
所属章: Ch.14 ケーススタディ
関連語(Ch.14 ケーススタディ)
AUDをもっと深く理解する
単語の意味を覚えたら、次はストーリー・インプット・アウトプット・整理ノートの4ステップで「なぜそうなるのか」を理解しましょう。Chapter 1は無料で読めます。