Absolute Advantage(絶対優位)
意味
絶対優位
カイロウ式ヒント
同資源でより多く生産。貿易の利益にはComparative Advantageの方が重要
Absolute Advantage の試験対策解説
ある国が、他国と同じ量の資源(労働力や資本など)を投入したときに、より多くの量の財を生産できる能力のことです。アダム・スミスが提唱した古典的な概念で、単純な生産効率の比較に基づきます。ただし、貿易から得られる利益の理論的根拠としては、絶対優位よりも機会費用に基づく比較優位(Comparative Advantage)の方が重要とされます。一国がすべての財において絶対優位を持っていても、機会費用の観点からは特定の財に特化した方が有利になる場合があり、これが両概念を区別して理解すべき理由です。
試験での問われ方・ひっかけポイント
絶対優位を持つ国が必ずしも貿易で有利になるとは限らない点、また貿易の利益の説明には絶対優位ではなく比較優位が使われる点がひっかけとして頻出です。両者を同一視する選択肢に注意してください。
英語例文
A country has an absolute advantage when it can produce more of a good with the same resources.
ある国は、同じ資源でより多くの財を生産できる場合、絶対優位を持ちます。
Absolute Advantage に関するよくある質問
Absolute Advantageを持つ国は必ず貿易で得をしますか?
必ずしもそうとは限りません。貿易の利益を決めるのは絶対的な生産効率ではなく機会費用の相対的な低さ(比較優位)であるため、絶対優位を持たない国でも比較優位を通じて貿易の利益を得られます。
Absolute Advantageは誰が提唱した概念ですか?
アダム・スミスが古典的な貿易理論の中で提唱した概念です。その後、機会費用に基づくComparative Advantageの考え方がリカードによって示され、貿易理論の中心的な説明として発展しました。
所属章: Ch.21 経済学概論
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