USCPA TCPChapter 3
税務リサーチ・職業倫理・申告手続とPAL・At-Risk損失制限 確認テスト
全6問(○×・MC形式)・解答解説付き
USCPA TCP Chapter 3「税務リサーチ・職業倫理・申告手続とPAL・At-Risk損失制限」の頻出論点を、6問の確認テストでチェックできます。選択肢を選ぶと その場で正解・不正解と解説が表示されます。最後まで解くと結果もまとめて確認できます。
1○×問題
歳入裁定(Revenue Ruling)は一次資料(Primary Authority)に分類されるが、議会・財務省の正式な制定手続を経ていないIRS内部の解釈にすぎないため、IRC・財務省規則(Treasury Regulations)に矛盾しない範囲でのみ効力を持つ。
正解: ○(正しい)
歳入裁定・歳入手続(Revenue Ruling / Revenue Procedure)は一次資料に含まれるが、議会が制定した制定法(IRC)や、財務省がIRCの委任を受けて定める財務省規則とは異なり、IRS内部の行政解釈にとどまる。したがってIRC・Regulationsに矛盾する場合や裁判所を拘束する場面では、より上位の法源が優先する。
ヒント: 💡 歳入裁定は一次資料だが、上位のIRC・規則に矛盾すれば効力を持たない。
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2○×問題
Circular 230 §10.22のデュー・ディリジェンス(Due Diligence)義務のもとでは、実務家は明らかに不合理でない限り、クライアントの口頭・書面説明に追加の裏付けなしに依拠すること自体は認められている。
正解: ○(正しい)
§10.22は実務家自身に合理的な注意義務を課すが、クライアントの説明を常に独自に再検証しなければならないわけではない。明らかに不合理な点がない限り、追加の裏付けなしに信頼すること自体は許容される。ただし義務の所在はあくまで実務家にあり、「クライアントがそう言ったから」は免責事由にならない。
ヒント: 💡 明らかに不合理でない限り、クライアント説明への依拠自体は許容される。
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3○×問題
Circular 230 §10.34は書面による助言(Written Advice)を行う際の基準を定め、§10.37は申告書ポジションの基準を定める。
正解: ×(誤り)
対応が逆である。§10.34が申告書に署名し、またはポジションを助言する際の最低基準(開示なしはサブスタンシャル・オーソリティ、開示ありは合理的根拠)を定め、§10.37が書面助言(Written Advice)を行う際の基準(合理的な事実・法律上の前提、関連事実の合理的な把握等)を定める。申告書という行為と助言という行為とでは、クライアントが受け取る情報の性質・実務家が負うリスクの重さが異なるため、条文が分かれている。
ヒント: 💡 §10.34=申告書ポジション、§10.37=書面助言。対応を逆にしない。
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4○×問題
過少申告加算税(Accuracy-Related Penalty、§6662)は原則20%、不正加算税(Civil Fraud Penalty、§6663)は不正の意図(Fraudulent Intent)が認められる部分に75%課される点で、両者は税率の水準が異なる。
正解: ○(正しい)
同じ過少申告でも、重過失・実質的な過少申告等を対象とする§6662は原則20%であるのに対し、税額を意図的にごまかす不正の意図が認められる部分を対象とする§6663は75%である。意図の有無という主観的要件の違いが税率の差に直結する。
ヒント: 💡 過少申告加算税20%・不正加算税75%、差は「意図」の有無。
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5○×問題
利息(§6601)はペナルティと同様の制裁的な性格を持つため、ペナルティの減免(Penalty Abatement)が認められれば、利息も原則として同時に減免される。
正解: ×(誤り)
利息はペナルティではなく、納付が遅れた期間にIRSが立て替えていた資金への経済的対価という性格を持つ。そのためペナルティが減免されても、利息は原則として発生し続ける。両者は制度趣旨が異なるため、減免の可否も連動しない。
ヒント: 💡 利息はペナルティではないため、減免があっても発生し続ける。
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6○×問題
賦課の時効(§6501)が原則3年から6年に延長されるかどうかは、除外された金額が納税者の課税所得(Taxable Income)の25%を超えるかどうかで判定される。
正解: ×(誤り)
延長の判定基準は課税所得ではなく総所得(Gross Income)の25%超である。控除項目の当否は解釈が分かれやすく客観的な線引きが難しい一方、総所得からの除外はより客観的に金額を把握できるため、総所得ベースの基準が採用されている。
ヒント: 💡 6年延長の判定基準は総所得。課税所得と混同しない。
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TCP Ch3をストーリー・インプットから理解する
問題を解いたら、次はストーリー・インプット・アウトプット・整理ノートの4ステップで「なぜそうなるのか」を理解しましょう。Chapter 1は無料公開中、この章の続きは教材購入で読めます。