USCPA REGChapter 8
資産の基礎価額(取得・贈与・相続・非課税交換) 確認テスト
全6問(○×・MC形式)・解答解説付き
USCPA REG Chapter 8「資産の基礎価額(取得・贈与・相続・非課税交換)」の頻出論点を、6問の確認テストでチェックできます。選択肢を選ぶと その場で正解・不正解と解説が表示されます。最後まで解くと結果もまとめて確認できます。
1○×問題
個人事業主が機器を購入する際に支払った据付費や搬入費は、当期の必要経費ではなく、その機器の基礎価額(basis)に含めて資産化しなければならない。
正解: ○(正しい)
米国内国歳入法(IRC: Internal Revenue Code)§1012により、購入資産の基礎価額は取得原価(cost)そのものであり、資産を使用可能な状態にするまでにかかった付随費用(据付費・搬入費・購入時の売上税等)もこの取得原価に含まれる。現金で支払ったからといって当期の費用として控除できるわけではなく、資産の投下資本の一部として資産化(capitalize)される。
ヒント: 💡 現金払いでも据付費・搬入費・売上税は当期経費にならず基礎価額に資産化される。
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2○×問題
受贈者が贈与財産を売却して利得(gain)が生じる場合、受贈者は常に贈与時の公正市場価額(FMV: Fair Market Value)と贈与者の基礎価額のいずれか低い方を使って譲渡損益を計算する。
正解: ×(誤り)
この二重基礎価額ルール(dual basis rule)が働くのは損失(loss)計算のときだけである。利得が生じる売却では、IRC§1015が定める承継基礎価額(carryover basis)の原則により、常に贈与者の基礎価額をそのまま使う。贈与のたびにFMVとの比較が必要だと一般化すると、利得側の計算を誤る。
ヒント: 💡 利得が出る売却では常に贈与者の基礎価額を使う。FMVとの比較は損失計算のときだけ。
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3○×問題
贈与者が贈与に際して贈与税を納付していた場合、その贈与税額のうち資産の値上がり益に対応する部分は、受贈者の基礎価額に加算することができる。
正解: ○(正しい)
IRC§1015の規定により、贈与者が納付した贈与税のうち、資産の値上がり益に対応する部分だけを受贈者の基礎価額に加算できる。贈与税の大半は元本部分にも課されているため、納付した贈与税の全額を加算するわけではない点に注意が必要である。
ヒント: 💡 贈与税の加算は「全額」ではなく「値上がり益対応分」のみ。
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4○×問題
被相続人から相続した資産の基礎価額は、原則として被相続人がその資産を取得したときの取得原価をそのまま引き継ぐ(承継基礎価額を用いる)。
正解: ×(誤り)
相続財産の基礎価額は、贈与財産とは対照的に、IRC§1014により原則として死亡日のFMVへ改定される(ステップアップ・ベーシス(stepped-up basis)、下落時はステップダウン)。被相続人の代の取得原価はこの改定によって消滅し、そのまま承継されるわけではない。
ヒント: 💡 相続財産は「承継」ではなく死亡日のFMVへの「改定」。贈与のルールと混同しない。
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5○×問題
相続人が相続財産を取得した翌週に売却した場合でも、実際の保有期間にかかわらず自動的に長期保有として扱われる。
正解: ○(正しい)
IRC§1223(9)により、相続財産は実際の保有期間の長短にかかわらず、取得した時点で自動的に長期保有として扱われる特則がある。基礎価額が死亡日のFMVに改定されている以上、相続人自身の保有期間を問う実益が薄いためである。
ヒント: 💡 相続財産は取得の翌日に売っても長期扱い(§1223(9))。
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6○×問題
2018年以降も、機械や車両などの動産(personal property)の交換はIRC§1031の同種資産交換(like-kind exchange)の非課税規定の対象になる。
正解: ×(誤り)
2017年の税制改正法(TCJA: Tax Cuts and Jobs Act)により、2018年以降のIRC§1031の対象は不動産(real property)のみに限定された。機械・車両などの動産を交換しても、もはや非課税の対象にはならず、交換時点で全額が課税対象になる。
ヒント: 💡 2018年以降、§1031の非課税対象は不動産のみ。動産の交換は全て課税対象。
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REG Ch8をストーリー・インプットから理解する
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