USCPA ISCChapter 7
暗号技術・エンドポイントセキュリティと脅威・脆弱性管理 確認テスト
全6問(○×・MC形式)・解答解説付き
USCPA ISC Chapter 7「暗号技術・エンドポイントセキュリティと脅威・脆弱性管理」の頻出論点を、6問の確認テストでチェックできます。選択肢を選ぶと その場で正解・不正解と解説が表示されます。最後まで解くと結果もまとめて確認できます。
1○×問題
AES(Advanced Encryption Standard)は共通鍵暗号(対称鍵暗号)の方式であり、暗号化と復号に同一の鍵を用いる。米国国立標準技術研究所(NIST)が定めるFIPS 197では、鍵長として128/192/256ビットの3種類が規定されている。
正解: ○(正しい)
正しい。共通鍵暗号は暗号化・復号に同一の鍵を使う方式で、AESはその米国連邦標準である。FIPS 197が定める鍵長は128/192/256ビットの3種類であり、処理が高速な一方、鍵をどう安全に共有するかという鍵配送問題を抱える。
ヒント: 💡 共通鍵暗号=同一鍵で暗号化・復号、AESはFIPS 197で128/192/256ビット規定と覚える。
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2○×問題
ハッシュ関数(Hashing)によって生成されたダイジェストは、暗号化されたデータと同様に、対応する鍵を用いれば元の入力データへ復号できる。
正解: ×(誤り)
誤り。ハッシュ関数は一方向関数であり、ダイジェストから元の入力データを逆算することは原理的にできない。暗号化されたデータは鍵があれば復号して元に戻せるが、ハッシュにはそもそも「復号」という逆操作が存在しない。この性質があるからこそ、データが改ざんされればハッシュ値が変化し、改ざん検知に利用できる。
ヒント: 💡 ハッシュは一方向関数。暗号化と違い、鍵があっても元データには戻せない。
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3○×問題
デジタル署名(Digital Signature)の検証では、受信者が自分の秘密鍵を使って署名を確認することで、送信者本人が作成した文書であることを証明する。
正解: ×(誤り)
誤り。デジタル署名は、送信者が自分の秘密鍵で文書のハッシュ値に署名し、受信者は送信者の公開鍵を使って検証する。秘密鍵を持つのは送信者本人だけであるため、送信者の公開鍵で検証が通れば本人による署名だと判断できる。受信者側の鍵は検証に用いられない。
ヒント: 💡 署名は送信者の秘密鍵で行い、受信者は送信者の公開鍵で検証する。逆にしない。
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4○×問題
PKI(公開鍵基盤)の信頼チェーンにおいて、ルート認証局(Root CA)の秘密鍵が漏えいした場合、被害はルート認証局が直接発行した証明書のみに限定され、その配下の中間認証局が発行した証明書には影響しない。
正解: ×(誤り)
誤り。信頼チェーンは常にルート認証局を起点として検証される構造になっており、中間認証局・サーバー証明書はすべてルート認証局への信頼を前提に成立している。そのため、ルート認証局の秘密鍵が漏えいすると、被害はその配下の証明書すべてに及ぶ。この構造上のリスクの大きさから、ルート認証局の秘密鍵はオフライン環境で厳重に管理されるのが一般的である。
ヒント: 💡 信頼チェーンはルートCA起点。ルートCAの秘密鍵漏えいは配下すべてに波及する。
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5○×問題
ワーム(Worm)はウイルス(Virus)と異なり、感染のために宿主ファイルを必要とせず、ネットワークの脆弱性等を通じて自律的に自己複製しながら拡散する。
正解: ○(正しい)
正しい。ウイルスは既存のファイルに寄生し、そのファイルが実行されることで感染が広がるのに対し、ワームは寄生先を必要とせず単独でネットワークを通じて拡散する。両者を分ける基準は自己増殖の有無ではなく宿主ファイルの要否である。
ヒント: 💡 ウイルスは宿主ファイルが必要、ワームは単独で自己増殖する。違いは宿主の要否。
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6○×問題
標的型フィッシング(スピアフィッシング)は、対象者の氏名・所属・取引関係などを事前に調べず、無差別に大量送信する点で通常のフィッシング(Phishing)と同じ性質を持つ。
正解: ×(誤り)
誤り。標的型フィッシング(スピアフィッシング)は、対象者の氏名・所属・取引関係などを事前に調べた上で個別に作成されるため文面が自然になり、無差別型のフィッシングより見抜きにくいという特徴を持つ。無差別大量送信型とは狙い方が逆である。
ヒント: 💡 スピアフィッシングは事前調査に基づく個別型。無差別大量送信とは狙い方が逆。
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ISC Ch7をストーリー・インプットから理解する
問題を解いたら、次はストーリー・インプット・アウトプット・整理ノートの4ステップで「なぜそうなるのか」を理解しましょう。Chapter 1は無料公開中、この章の続きは教材購入で読めます。