USCPA ISCChapter 2
業務アプリケーション・ITの役割・新興テクノロジーとデータガバナンス 確認テスト
全6問(○×・MC形式)・解答解説付き
USCPA ISC Chapter 2「業務アプリケーション・ITの役割・新興テクノロジーとデータガバナンス」の頻出論点を、6問の確認テストでチェックできます。選択肢を選ぶと その場で正解・不正解と解説が表示されます。最後まで解くと結果もまとめて確認できます。
1○×問題
統合基幹業務システム(Enterprise Resource Planning: ERP)は、財務・購買・在庫・生産・人事といった複数の業務プロセスを単一のデータベース上で統合的に管理する業務アプリケーションである。
正解: ○(正しい)
正しい。ERPは複数の業務プロセスを同一のデータベースに載せることで、部門ごとに個別最適化されたシステム(サイロ化)が抱える重複入力・数値の不整合という構造的な弱点を解消しようとする仕組みである。
ヒント: 💡 ERPは複数の業務プロセスを単一のデータベースに統合する仕組み、と覚える。
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2○×問題
ERPを導入すれば、既存の非効率な業務プロセスは自動的に改善される。
正解: ×(誤り)
誤り。ERPはあくまで業務プロセスを載せる器であり、導入だけで非効率なプロセスが自動的に改善されるわけではない。既存の非効率な業務プロセスをそのままシステム化してしまい、非効率が『自動化された非効率』として固定化される失敗パターンがある。
ヒント: 💡 ERP導入は器を用意するだけ。非効率な業務プロセス自体は自動的には直らない。
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3○×問題
発注書・検収記録・請求書を突き合わせてから支払いを実行する仕組み(3点照合)をシステムに組み込むことは、アプリケーション統制(application control)の例である。
正解: ○(正しい)
正しい。承認権限のない担当者による発注の拒否、入力データの形式チェック、上限金額を超えた取引の自動保留などと同様に、3点照合をシステムに組み込む仕組みは、統制を『人の注意力』ではなく『システムの仕組み』に依存させるアプリケーション統制の典型例である。
ヒント: 💡 3点照合はアプリケーション統制の代表例。一致しないと処理が先に進まない仕組み。
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4○×問題
IT部門内の職務分掌(Segregation of Duties: SoD)では、開発担当者が本番環境への反映権限まで併せ持つ組み合わせが望ましいとされる。
正解: ×(誤り)
誤り。開発とデプロイ(本番反映)が同一人物に許されていると、承認されていない変更が本番環境に紛れ込んでも検知する独立した関門が存在しないことになる。これは不適切な職務分掌の典型例であり、望ましいものではない。
ヒント: 💡 開発権限と本番反映権限を1人が持つのは職務分掌違反の典型パターン。
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5○×問題
IT部門内の役割分掌(開発・運用・セキュリティ管理)という考え方の一次的な典拠は、組織委員会(Committee of Sponsoring Organizations of the Treadway Commission: COSO)の内部統制の統合的フレームワーク(Internal Control — Integrated Framework)における原則10・原則11である。
正解: ○(正しい)
正しい。原則10(統制活動の選択と整備)と原則11(テクノロジーに関する全般統制の選択と整備)が、IT部門内の役割分掌の基礎になっている。
ヒント: 💡 IT部門の職務分掌の一次的な典拠はCOSOフレームワークの原則10・原則11。
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6○×問題
ロボティック・プロセス・オートメーション(Robotic Process Automation: RPA)は、手順書に想定されていない例外的なデータが入力された場合、人工知能(Artificial Intelligence: AI)のように文脈から柔軟に判断して処理を継続する。
正解: ×(誤り)
誤り。RPAは定義された手順を忠実になぞるだけで、状況に応じた判断や過去データからのパターン学習は行わない。想定外のデータが入力されると、ロボットはエラーで停止するか、誤った処理をそのまま実行する。
ヒント: 💡 RPAは判断しない。想定外の入力にはAIのように柔軟対応できず停止か誤処理になる。
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ISC Ch2をストーリー・インプットから理解する
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