USCPA AUDChapter 15
経済学概論 確認テスト
全6問(○×・MC形式)・解答解説付き
USCPA AUD Chapter 15「経済学概論」の頻出論点を、6問の確認テストでチェックできます。選択肢を選ぶと その場で正解・不正解と解説が表示されます。最後まで解くと結果もまとめて確認できます。
1○×問題
希少性(Scarcity)とは、資源が無限に存在する一方で、人間の欲求が有限である状態を指す。
正解: ×(誤り)
希少性の定義が逆になっている。希少性とは、人間の欲求が事実上無限であるのに対し、それを満たす資源(時間・お金・労働力・原材料など)が有限である状態を指す。「貧しいこと」を意味する言葉ではなく、どれだけ豊かな社会でも資源が無限に存在しない以上、希少性そのものはなくならない。
ヒント: 💡 希少性は「欲求が資源を上回る」状態を指し、「資源が無限」ではない。
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2○×問題
ある財が経済財(Economic Good)か自由財(Free Good)かを分ける基準は、その財に価格が付いているかどうかではなく、資源としての希少性の有無である。
正解: ○(正しい)
水道水のように価格が付いていても、それは浄水・配送という希少な労働・設備を使って届けているために価格が発生している場合がある。判定基準は価格の有無ではなく、資源としての希少性の有無にある。
ヒント: 💡 経済財か自由財かは価格の有無ではなく、希少性の有無で決まる。
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3○×問題
機会費用(Opportunity Cost)は、その選択のために実際に財布から支払った金額(会計上のコスト)のみを指す概念である。
正解: ×(誤り)
機会費用は会計上のコストとは別物である。機会費用とは、ある選択をしたことで放棄した次善の選択肢から得られたはずの価値を指し、実際には支払っていない(見えない)価値も含む。例えば休日に副業をせず映画を観に行った場合、機会費用にはチケット代だけでなく、その時間で副業をしていれば得られたはずの収入も含まれる。
ヒント: 💡 機会費用は実際に払った金額だけでなく、選ばなかった選択肢の価値も含む。
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4○×問題
生産可能性フロンティア(PPF: Production Possibilities Frontier)の曲線が原点に対して外側に膨らむ(bowed-out)形状になるのは、資源に得意・不得意の違いがあり、生産量を増やすほど1単位あたりの機会費用が大きくなる機会費用逓増の法則が働くためである。
正解: ○(正しい)
全ての資源がどちらの財の生産にも全く同じ効率で使えるならPPFは直線になり、機会費用は一定になる。現実には資源ごとに向き不向きがあるため、ある財の生産を増やすほど本来は他方の財に向いた資源まで動員することになり、1単位あたりの機会費用が逓増する。この結果としてPPFは外側に膨らむ曲線になる。
ヒント: 💡 PPFが外側に膨らむのは、資源の得意不得意により機会費用が逓増するため。
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5○×問題
実証経済学(Positive Economics)は望ましさについての価値判断(べきである)を扱う領域であり、規範経済学(Normative Economics)はデータで検証できる事実(である)を扱う領域である。
正解: ×(誤り)
実証経済学と規範経済学の説明が逆になっている。実証経済学は「である」を扱い、原理的にはデータで真偽を検証できる領域である。規範経済学は「べきである」を扱い、何が望ましいかという価値観を含む領域である。なお、実証的な主張が常に正しいとは限らない点にも注意が必要である。
ヒント: 💡 実証経済学は「である」、規範経済学は「べきである」を扱う。
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6○×問題
経済循環モデル(Circular Flow Model)において、家計(Household)は労働などの生産要素を企業に提供する供給者であると同時に、企業が生産した財・サービスを購入する消費者でもある。
正解: ○(正しい)
経済循環モデルでは、家計は生産要素を企業に提供する見返りに賃金・利子・地代・利潤といった所得を受け取り、同時にその所得を使って企業から財・サービスを購入する消費支出を行う。家計を単なる財・サービスの買い手としてだけ捉えると、生産要素を供給する側面が抜け落ちる。
ヒント: 💡 家計は生産要素の供給者であると同時に、財・サービスの消費者でもある。
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AUD Ch15をストーリー・インプットから理解する
問題を解いたら、次はストーリー・インプット・アウトプット・整理ノートの4ステップで「なぜそうなるのか」を理解しましょう。Chapter 1は無料公開中、この章の続きは教材購入で読めます。