USCPA AUDChapter 8
監査サンプリング 確認テスト
全6問(○×・MC形式)・解答解説付き
USCPA AUD Chapter 8「監査サンプリング」の頻出論点を、6問の確認テストでチェックできます。選択肢を選ぶと その場で正解・不正解と解説が表示されます。最後まで解くと結果もまとめて確認できます。
1○×問題
統計的サンプリング(Statistical sampling)と非統計的サンプリング(Nonstatistical sampling)のどちらを採用しても、サンプリングリスク(Sampling risk)そのものの有無は変わらない。
正解: ○(正しい)
サンプリングリスクは、母集団の一部だけを検証するという行為そのものから生じる。評価方法を確率理論に基づく方法(統計的サンプリング)にするか、職業的専門家の判断に基づく方法(非統計的サンプリング)にするかを選んでも、リスクの発生自体は消えない。統計的サンプリングはこのリスクを数値として計算できるだけであり、「数値化していない=リスクがない」ではない点に注意が必要である。
ヒント: 💡 「数値化していない=リスクがない」ではない点に注意。
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2○×問題
非サンプリングリスク(Nonsampling risk)は、サンプルサイズを大きくすることで確実に低減できる。
正解: ×(誤り)
非サンプリングリスクは、監査人が証憑を見誤る、手続を誤って適用するといった人為的な原因から生じるものであり、サンプルの件数を増やしても発生確率は変わらない。低減するには、サンプルサイズの調整ではなく、適切な訓練・監督・査閲といった品質管理の仕組みが必要になる。
ヒント: 💡 非サンプリングリスクは訓練・監督・査閲でしか減らせない。
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3○×問題
統制リスクを過小評価するリスク(Risk of assessing control risk too low)は、監査人が本来検出すべき問題を見逃す方向の誤りであるため、統制リスクを過大評価するリスク(too high)よりも危険とされる。
正解: ○(正しい)
統制リスクを過小評価するリスクは、実際には機能していない統制を「機能している」と誤って判断するものであり、その後の実証手続を必要以上に減らして重要な虚偽表示を見逃す危険がある。一方、過大評価するリスクは追加の作業を強いられるだけでコストの無駄にとどまり、監査の有効性そのものは損なわれないため、危険度に差がある。
ヒント: 💡 見逃す方向の誤りが、有効性の観点でより危険とされる。
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4○×問題
属性サンプリング(Attribute sampling)は実証手続で用いられ、勘定残高に含まれる虚偽表示の金額を推定する手法である。
正解: ×(誤り)
実証手続で用いられ金額を推定するのは変量サンプリング(Variables sampling)である。属性サンプリングは統制のテスト(Test of controls)で用いられ、統制からの逸脱がどれくらいの割合で発生しているか(逸脱率、Deviation rate)という「有無」を推定する手法であり、金額の大きさは対象にしない。
ヒント: 💡 属性サンプリングは統制のテスト、金額推定は変量サンプリングの役割。
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5○×問題
PPS(金額単位サンプリング、Probability-Proportional-to-Size Sampling)において、帳簿価額がサンプリング区間以上の項目は、確率的な抽出を待たずに個別重要項目として必ず抽出される。
正解: ○(正しい)
PPSでは抽出確率が帳簿価額に比例するよう設計されている。サンプリング区間以上の帳簿価額を持つ項目は理論上の抽出確率が100%以上となるため、確率的な抽出手続を経るまでもなく必ず選ばれる扱い(個別重要項目)になる。
ヒント: 💡 サンプリング区間以上の項目は個別重要項目として必ず抽出される。
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6○×問題
他の条件が一定であれば、母集団の口座数が10倍になると、必要なサンプルサイズもおおむね10倍になる。
正解: ×(誤り)
サンプルサイズを主に左右するのは許容できる虚偽表示額(または許容逸脱率)・予想虚偽表示額(または予想逸脱率)・サンプリングリスクの許容水準であり、母集団の規模が及ぼす影響は、とくに大きな母集団では相対的に小さい。母集団が10倍になってもサンプルサイズはそれほど増えないことが多く、直感に反する頻出のひっかけ論点である。
ヒント: 💡 母集団の規模の影響は、とくに大きな母集団では相対的に小さい。
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AUD Ch8をストーリー・インプットから理解する
問題を解いたら、次はストーリー・インプット・アウトプット・整理ノートの4ステップで「なぜそうなるのか」を理解しましょう。Chapter 1は無料公開中、この章の続きは教材購入で読めます。