USCPA AUDChapter 7
監査証拠と証拠入手手続 確認テスト
全6問(○×・MC形式)・解答解説付き
USCPA AUD Chapter 7「監査証拠と証拠入手手続」の頻出論点を、6問の確認テストでチェックできます。選択肢を選ぶと その場で正解・不正解と解説が表示されます。最後まで解くと結果もまとめて確認できます。
1○×問題
企業外部から独立した第三者を経由して直接入手した監査証拠は、企業内部で作成された証拠より一般に信頼性が高いとされる。
正解: ○(正しい)
正しい。企業内部の記録には経営者・従業員の意図(誤りや不正の可能性を含む)が介在する余地がある一方、独立した第三者を経由した証拠にはその余地が小さいため、一般に信頼性(Reliability)が高いとされる(AU-C 500/PCAOB AS 1105)。
ヒント: 💡 独立した第三者を経由した証拠は、企業内部で作成された証拠より信頼性が高い。
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2○×問題
十分かつ適切な監査証拠(Sufficient Appropriate Audit Evidence)は、証拠の量である十分性と証拠の質である適切性の両方で評価され、適切性はさらに関連性と信頼性の2要素に分解される。
正解: ○(正しい)
正しい。AU-C 500/PCAOB AS 1105の定義どおり、監査証拠は十分性(Sufficiency=量)と適切性(Appropriateness=質)の両方で評価され、適切性は関連性(Relevance)と信頼性(Reliability)で構成される。「証拠の量を増やせば質(関連性・信頼性)の不足を補える」という考え方は誤りであり、量と質は別の軸で評価する必要がある点がひっかけになりやすい。
ヒント: 💡 十分性は量、適切性は質(関連性+信頼性)。量を増やしても質は補えない。
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3○×問題
統制テストによって内部統制が有効に機能していると評価された場合でも、監査人はリスク水準に応じた実証手続を完全に省略することはできない。
正解: ○(正しい)
AU-C 330は、評価した重要な虚偽表示リスクの水準にかかわらず、重要な取引種類・勘定残高・開示のそれぞれについて一定の実証手続を実施することを求めている。統制テストが確かめるのは統制という仕組みが機能しているかであり、個々の残高が実際に正しい金額であるかを直接確認する手続ではないため、統制の有効性だけで実証手続を代替することはできない。
ヒント: 💡 統制が有効でも実証手続は必ず一定水準残る。
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4○×問題
実証的分析手続における期待値は、当期の実際の計上額を確認したうえで、その数値に近い水準に設定するのが望ましい。
正解: ×(誤り)
誤り。期待値は実際の数値を見る前に、販売数量や単価など独立した情報から設定しなければならない(AU-C 520、PCAOB AS 2305)。先に実際の数値を見てから期待値をそれに寄せてしまうと、どんな結果でも「期待どおり」に見えてしまい、乖離を検出する仕組みそのものが機能しなくなる。
ヒント: 💡 期待値は実際の数値を見る前に決める。
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5○×問題
消極的確認(negative confirmation)は、評価したリスクが十分に低く、かつ同質で少額な残高が多数存在する場合など、限定的な状況でのみ使用が認められる。
正解: ○(正しい)
正しい。消極的確認は不一致の場合のみ回答を求める方式であり、無回答を「一致」とみなす設計になっている。相手方が確認せず放置した場合と実際に一致していた場合を区別できないため証明力が積極的確認より低く、使用できる場面は限定される(AU-C 505)。
ヒント: 💡 消極的確認はリスクが低く同質少額な残高向け。
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6○×問題
確認状への回答が得られなかった場合、監査人はその残高について追加の手続を実施せずに済ませてよい。
正解: ×(誤り)
誤り。無回答の場合、監査人は後日の入金記録や出荷証憑の閲覧といった代替手続を実施する必要がある(AU-C 505)。確認状という証拠が得られなかっただけで、その残高の検証自体を省略してよいことにはならない。
ヒント: 💡 無回答なら代替手続で必ず裏づけを取る。
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AUD Ch7をストーリー・インプットから理解する
問題を解いたら、次はストーリー・インプット・アウトプット・整理ノートの4ステップで「なぜそうなるのか」を理解しましょう。Chapter 1は無料公開中、この章の続きは教材購入で読めます。