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USCPA AUDChapter 20

監査データ分析 確認テスト

Audit Data Analytics

6問(○×・MC形式)・解答解説付き

USCPA AUD Chapter 20監査データ分析」の頻出論点を、6問の確認テストでチェックできます。各問題の直下に 「解答・解説を見る」を用意しているので、まず自分で考えてから開いてください。

1○×問題
Audit Data Analytics(ADA)は、従来の監査基準を置き換える新しい監査フレームワークである。
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正解: ×(誤り)

ADAは既存の監査基準(AICPA / PCAOB)の枠組みの中で、テクノロジーを活用して監査手続を実行する「手段(tool)」にすぎない。新しい監査基準を作るものではない。分析的手続(analytical procedures)やリスク評価手続(risk assessment procedures)をデータ技術で強化したもの。
2○×問題
ADAにより母集団全体(entire population)を分析できるようになったことが、従来の分析的手続との最大の違いである。
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正解: ○(正しい)

従来の分析的手続はサンプルベースまたは集約データベースだったが、ADAにより母集団全体を分析できるようになった。これにより、サンプリングリスク(sampling risk)を排除した全件テストが可能になった。ただし、分析の目的(監査手続の実行)は同じ。
3○×問題
内部統制が有効でないシステムから抽出したデータでも、高度なADA手法を使えば信頼性のある結論を得ることができる。
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正解: ×(誤り)

Garbage In, Garbage Outの原則。内部統制が有効でないシステムのデータは信頼性(reliability)が低い。どんなに高度な分析手法を使っても、入力データの品質が低ければ出力の信頼性も低い。まず統制テスト(tests of controls)でデータの信頼性を確認する必要がある。
4○×問題
トレンド分析(Trend Analysis)で異常な変動を検出した場合、その結果だけで虚偽の表示(misstatement)の存在を結論づけてよい。
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正解: ×(誤り)

トレンド分析は異常な変動を「識別(identify)」するツールであり、原因を「特定(determine)」するものではない。異常の原因は正当なビジネス要因(新商品、M&A等)かもしれないし、不正(fraud)かもしれない。追加手続で原因を調査する必要がある。
5○×問題
R²(決定係数)が0.95の回帰モデルは、独立変数と従属変数の間に因果関係(causation)があることを証明している。
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正解: ×(誤り)

R²は相関の強さ(correlation)を示す指標であり、因果関係(causation)を証明するものではない。R²が高いことは「XとYが一緒に動く傾向がある」ことを意味するが、「XがYの原因である」ことを意味しない。因果関係の立証には理論的根拠や実験的設計が必要。
6○×問題
Benford's Lawの先頭桁分布において、先頭桁が「1」である確率は約11.1%(= 1/9)である。
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正解: ×(誤り)

先頭桁が「1」である確率は約30.1%であり、11.1%ではない。Benford's Lawでは先頭桁の出現頻度は均等ではなく、数字が小さいほど頻度が高い(1: 30.1%, 2: 17.6%, ..., 9: 4.6%)。11.1%は「9つの数字が均等に出現する」という誤った前提に基づく。

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