USCPA AUDChapter 21
経済学概論 確認テスト
Economics Overview
全6問(○×・MC形式)・解答解説付き
USCPA AUD Chapter 21「経済学概論」の頻出論点を、6問の確認テストでチェックできます。各問題の直下に 「解答・解説を見る」を用意しているので、まず自分で考えてから開いてください。
1○×問題
希少性(Scarcity)とは、ある財の供給が一時的に需要を下回っている状態のことである。
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正解: ×(誤り)
これは「不足(Shortage)」の定義。希少性(Scarcity)は「人間の無限の欲求(unlimited wants)に対して、それを満たす資源が有限(limited resources)である」という普遍的な状態。希少性は常に存在するが、不足は価格調整で解消しうる一時的な状態。
2○×問題
機会費用(Opportunity Cost)とは、ある選択をしたときに諦めた次善の選択肢の価値のことであり、実際に支払った金額(明示的費用)だけでなく暗黙的費用も含む。
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正解: ○(正しい)
機会費用は「選ばなかった次善の選択肢の価値」。明示的費用(explicit cost: 実際に支払った金額)に加え、暗黙的費用(implicit cost: その時間・資源で他に何ができたかの価値)を含む。経済学的な「費用」は会計上の「費用」よりも広い概念。
3○×問題
サンク・コスト(Sunk Cost)は、合理的な経済的意思決定において考慮すべき重要な要素である。
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正解: ×(誤り)
サンク・コスト(sunk cost)は「既に支払い済みで取り返せない費用」であり、合理的な意思決定では無視すべき。「既に1000万円投資したから」という理由でプロジェクトを継続するのはサンク・コストの罠(sunk cost fallacy)。将来の費用と便益のみで判断すべき。
4○×問題
ミクロ経済学は経済全体(GDP、物価水準、失業率)を分析する学問であり、マクロ経済学は個別の企業や消費者の意思決定を分析する学問である。
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正解: ×(誤り)
逆。ミクロ経済学は個別の企業・消費者・市場の意思決定を分析する学問。マクロ経済学は経済全体(GDP、失業率、物価水準、金利等)を分析する学問。ミクロ = 「木」、マクロ = 「森」。
5○×問題
金利が上昇すると、クライアントが保有する固定利付債券の公正価値は上昇する。
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正解: ×(誤り)
金利と債券価格は逆相関(inverse relationship)。金利上昇 → 新発債はより高い利回りを提供 → 既存の低金利債券の魅力が相対的に低下 → 市場価格(公正価値)が下落する。
6○×問題
景気後退が始まった場合、全てのクライアントについて自動的にゴーイングコンサーン疑義を検討しなければならない。
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正解: ×(誤り)
経済条件が悪化しているからといって自動的にGC疑義が生じるわけではない。監査人は「この特定のクライアントに、この特定の経済条件がどう影響するか」を個別に評価する。景気後退中でもディスカウントストアのように逆に業績が伸びる企業もある。
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